子宮筋腫(粘膜下筋腫)治療覚書

子宮鏡手術の記録ってあんまりないので書いてみました

子宮鏡検査の結果と手術日決定

2016年3月下旬

子宮鏡検査中の、「TCR無理ですねえ」という医師同士の話し合いでちょっと気落ちし、

「腹腔鏡か開腹手術かなあ、開腹手術だったらお腹に傷が残るなあ、それに助産院での出産(ちょっと憧れてた)は無理になるなあ」と考えたものの、

「でも、潔く開腹手術してもらったほうが簡単だし、出産のときは同じ病院で、はじめから帝王切開って決まってた方が気がラクかも!」と切り替えて、待つこと2週間。

 

検査結果の日には夫(入籍した)と実家の母(新幹線の距離)が来てくれました。

正直、大した病気でもないのに大所帯で申し訳ない。

 

診察室に呼ばれてぞろぞろと3人で入る。

先生「まず、子宮がん検査の結果ですが……、どっちも陰性でした。」

私「よかったです〜(ホッ)」

先生「本題の子宮筋腫ですが、これは手術した方がいいと思います。まだ若いしお子さんもほしいでしょ? 子宮の内側に筋腫があると、着床する面積が少なくなるので、このままだと妊娠しにくくなるんです。

筋腫は、子宮鏡手術という方法で取ります。手術といっても、膣の方から器具を入れて筋腫を削るので、30分くらいの簡単なものです。手術の前日入院して、翌日か翌々日退院なので、ま、2泊3日だと思っていてください」

私「(えっ。子宮鏡手術できるんだ)は、はい」

先生「手術、来月のこの日でどうですか?(カレンダーを指差す)」

ら、来月? 緊急じゃない(生命にかかわらない)手術だから、数ヶ月先延ばしになるのかと思ってた。でも、早くやってもらえるならそれに越したことはない。

私「はい、そこでお願いします」

先生「じゃ、このあと入院予約とって、術前検査受けて帰ってね」

私「あ、今日忙しいんで術前検査今度でもいいですか?」

先生「すぐ終わる検査だけど……忙しいなら来週でもいいですよ」

 

というわけで、あんまり実感のないまま入院予約をとってこの日は終了。

 

追記(ちなみに)

婦人科クリニックAから紹介を受けて受診したこの大学病院Bは、

実はわりと婦人科で評判のいい&子宮鏡手術で有名な病院だった。

特に、このあと主治医になるエラい先生のチームは人気で、そのチームに手術をしてもらいたい!という問い合わせは結構多いらしい(病棟の看護師さん談)。

 

手術が決まったとき、医療関係の知人たちが

「アラサーグマちゃんのことだから、病院は色々調べて選んで決めたと思うけど、必要だったら力になるからいつでも相談してね」と言ってくれたのだが、

そこで初めて、世間には

・病院や執刀医は選んで決めるもの

という風潮があることを知った。

(近所だし通いやすいからいっか! くらいのテンションで決めた)

 

たまたま近所に有名な病院があって受診できたのは、本当に運がいいというか、のんきというか。