子宮筋腫(粘膜下筋腫)治療覚書

子宮鏡手術の記録ってあんまりないので書いてみました

初診(婦人科クリニックA)

2016年2月

重い腰(いろんな意味で)を上げて婦人科クリニックへ。いまの家に引っ越してきたばかりで医療機関事情を知らなかったので、ネットで評判のいいところを見繕った。

 

予約なしで行って、1時間ほど待って診察室へ。

「まず超音波で見てみましょうね」とのことで内診台に上がる。

22歳の頃に初めて行った婦人科では血液検査からやった(エストロゲン量を測った)ので、「採血しないんだなー」と思った。

 

エコー検査が終わって再び診察室。

子宮筋腫を指摘されたことはある? 1.5cmくらいのと、1cmくらいのと、2つありますね」とドクター。

「ふふっ、そうですか。」

思わず笑ってしまった。

 

と、いうのも、

私が婦人科受診をためらっていたのは、現在の自分の症状から察するに、もしかしたら子宮筋腫かもなあ……といたから。

「だったらやだなあ、医療費かかるし、手術とかめんどくさいなあ」という気持ちと

子宮筋腫って中年女性の病気じゃんよ……まだギリギリ20代だよ……」という気持ちで、宣告されるのを少しでも先延ばしにしたかった。

 

ので、オバサン宣告をダイレクトにくらった気がして笑ってしまった。

※ただし、子宮筋腫が中年女性の病気とされていたのは少し前の話で、現在では20代にも増えているそうです。

 

医師「これは早めに手術したほうがいいね。大学病院に紹介状書くから、行ってきてください」

私「(えっ、手術決定なの? 良性の腫瘍だからもうちょっと待ってもいいんじゃないの?)わ、わかりました」

 

そして紹介状を受け取り、しょんぼりしながらクリニックを出た。

当時一緒に住んでいた彼氏が車に迎えに来てくれたので、助手席に乗って「めんどくさいことになりそうだよー」とつぶやいた。